バンクシア
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2023-01-17
日記
バンクシア
どんぶらこっこどんぶらこ
どんぶらこっこどんぶらこ
絹布を刺繍しながら
頭の中で流れるのは大概このリズムです。
私にとっての
どんぶらこっこは桃太郎の川の流れの音ではなくて
鎌倉の海の音。
絹布の海の上をを針と糸が浮いたり沈んだり
どんぶらこっこと進みます。
その先にどんな花が咲いているのか模索しながら進む航海は
キャプテンクックと共に大海を渡った
植物学者のバンクス卿が発見し
自分の名を付けたバンクシアの花への憧憬へと導き
その先の新たな発見に向かいます。